API Blueprintは強力な高レベルのAPI記述言語です。誰もがAPIライフサイクルに関与できるようにシンプルかつアクセスしやすいものです。その構文は簡潔で表現力豊かです。API Blueprintを使うことで、作成予定のAPIを迅速に設計・プロトタイピングできるだけでなく、既に展開されている重要なAPIを文書化してテストすることもできます。
API Blueprintはプロジェクトの関係者、開発者、顧客間の対話と協力を促進するように構築されています。同時に、API BlueprintのツールはAPIの開発、ガバナンス、提供などの目標を達成するためのサポートを提供します。
API BlueprintはMITライセンスのもと完全にオープンソースです。その未来は透明でオープンです。API Blueprintは閉鎖的なワークグループを必要とせず、Rust言語やDjango Enhancement Proposal RFCプロセスと類似したRFCプロセスを使用します。API Blueprint RFCリポジトリに提案を提出することで貢献できます。
GitHubでも認識されており、「API Blueprint」という言語でGitHubで検索できます。API Blueprintのメディアタイプはtext/vnd.apiblueprintで、標準のファイル拡張子は.apibです。この拡張子を使用すると、GitHub上のブループリントが構文ハイライトされます。
API Blueprintは抽象化を通じてより良いAPI設計を促進するように構築されています。APIの要素を切り離してモジュール性を可能にし、バックエンドの実装動作をカプセル化することが目的です。たとえば、データ記述構文を使用して最初にデータをモデル化します。そして、APIエンドポイントでデータを使用・再利用できます。
API Blueprintの広範な採用により、API Blueprint用の多くのツールが存在します。モックサーバー、ドキュメント、テストツールなどの様々なスタンドアロンツールから、フル機能のAPIライフサイクルソリューションまで揃っています。